ビーズ刺繍

土曜日 日本橋三越へ母と田川啓二氏の
ビーズ刺繍の展覧会に行ってきました。


 
カンディンスキーパステルな絵に、
ビーズ刺繍を施すと
絵画がキラキラと輝いていくの。


同じように、歌舞伎や京劇の激しい色使いも
ビーズの輝きと刺繍の繊細さで
やわらかさが加わるの。





ビーズのバックや小物も綺麗だけれど
アートとしてのビーズ刺繍はもっと素敵でした。


「昔、色鉛筆で絵を描いて、仕上げに黄色を
全体に塗ってあげると光り輝く気がして
無意識に習慣にしてたけど、
絵画の上にビーズ刺繍をするのと同じ効果が
あったのだわ」


「家にあったビーズのクッションは、
ハンドバックに変身させるからね。」


てな感じで。

母と私が展示会に行くときには、
展示物そのものを見て楽しむというよりは。
展示物から発想される、自分たちが
将来作り出すであろうものたちの
姿を思い描いたり、自分たちのクリエイティビティに
先見の明があったことを確認する時間。



自分に満足し、作品に満足し、
いいものを見せていただきました。と
新たな創作意欲を充電してもらいにいくのですね。






田川啓二の世界―オートクチュールビーズ刺繍

田川啓二の世界―オートクチュールビーズ刺繍