人生を1日に例えると?

rika-kou2004-05-04

 久しぶりに地元の図書館に行ってきました。スポーツ関係で書評を書くための調べ物が目的でした。スポーツ関連の書架の傍は、芸能関係になっていて、たまたま目にとまった本をぱらぱらとめくっていたところ、素敵な話があました。志村けんさんの『志村流』(マガジンハウス)からの話です。

人生72年と考えて、これを1日に例えると、何が見えてくるか。

*72歳=1日=24時間とすると、
*72歳÷24時間=3歳

つまり1時間で3歳ずつ年をとっていると考えるのだそうです。

私は27歳だから、27÷3=9で、午前9時。今日も元気に活動をしようかなという時間帯です。

志村さんは52歳だそうですから、52÷3=17時で、もう夕方。一日の仕事を終えて、自分の時間をどう楽しもうかといった頃ですね。

この考え方で行くと、人生のサイクルを太陽の動きで直感的に捉えられます。
 人生でのりのりの40歳くらいが、1日で太陽が最も高く上がる14時くらいにあたるということで、あと10年ちょっとかけて、私は自分の人生に勢いをつけていけばよいのだなと、やや長めのスパンの目標も立てやすくなりました。

さらに興味深かったのは、昔の人は若くして結婚する人が多かったし、年齢の割に大人の人が多かった印象があったのですが、これも人生50年位を1日として考えると一目瞭然になるという話です。
人生50年の時代では、1時間で2歳くらいずつ年を取っていたことになりますから、27歳の私は、27÷2=13時過ぎということで、早くも1日の後半戦に差し掛かっています。昔の27歳よりもずっと成長が遅い、子供っぽいかなと反省のきっかけにもなりましたし、チャレンジが効く時代になってラッキーとも思いました。
ちょっと疲れたら、ランチタイム(12時=36歳くらい)やティータイム(15時=45歳)を目標に小休憩して自分にご褒美をあげてみよう。あるいは、人生50年ととらえて自分の生活に巻きをいれてみようなんていうのも楽しいですね。
 みなさんは、1日に例えると今何時くらいですか?