仲間が本を、出した。

負け犬

ラジオNIKKEIのアナ仲間の小原隆子さんが
本を出しました。
いやいやお先にやられたという感じもしますが、
面白いです。


お仕事と、結婚のエピソードをつづったエッセイですね。


読後の感想を述べさせていただきますと、
フリーアナウンサーの道って、
広いようで狭いし、狭いようで広い。
お気楽なようで、厳しいし、
厳しいようで、案外敗者復活のチャンスもあるな、と。


どちらかというと小原さんも私も、
ラッキー組だ思うのだけれど。
ここまで来るには転職やら、レッスンやらを重ねて
社会人としてスタートしてから、3年以上は経ってるでしょうね。


それでも。
彼女はラジオNIKKEI(旧ラジオたんぱ)が主催する
「経済キャスターコース」の出身で
株式などを中心とした経済番組を担当。


私は同じくラジオNIKKEI
「赤坂アナウンス塾」出身で、
アジア番組担当。


レッスンを受けてチャンスを得たっていう実例が
とりあえずここに二人いるんだから、
可能性は多分にあるということで。



ただ、フリーの場合、なんとか番組をもてたとしても、
「降板」の恐怖と常に背中合わせ。
社員のアナとは、そのへんの緊張感が違う。


彼女は3ヶ月目にして、そのショックを味わったそうです。
現在は見事な生還を遂げられ、
先週も、ラジオ局でばったり会いましたけれど。


私は、なんとか、4月の番組スタートから、
8ヶ月を過ぎました。
それだって失敗の連続に目をつぶってもらいながら
ぎりぎりの線だろうなと冷や汗かきながら
やっとこさしがみついてる状態です。

彼女の本を読みながら、わが身をふりかえらせていただきました。